だいじょうぶか

就職活動が佳境を迎えておりまして。別にアカデミアにこだわらないし(っていうかむしろ他のオプションも考えたい)、アカデミアは今だに不況の嵐なのでまあそう簡単にオファーが来ないだろうと思いつつ、いちおう「就活シーズン」なのでひと通りアプリケーションを出したのが去年の10月から12月。アカデミアのアプリケーションパッケージは色々とややこしくて用意するのも嫌々だったんだけど。12月くらいから徐々に「インタビュー可能か」と問い合わせがあり、スカイプ、電話、学会でのインタビューなんかを経て、なんと3つの大学の最終選考に残ってしまった。自慢するようでなんですが、今年世界の英語圏で日本史関係のポジションのオープニングは6つほど。多分100人は職探ししてるだろうってところの6つですよ。そのうち4つに応募して3つインタビューオファーがあってそれが全部うまくいくなんて有り得なさすぎ。G教授さえ「一掃するってこのことね」ってビックリですよ。

で、最終選考では何をするかというと、3日間キャンパスに招かれて、次から次へと色んな人と面接をして、ジョブトーク+質疑応答、さらに色んな人と面接をして、学部の人たちの食事したりして、みっちり人格査定されるのと同時に「うちの大学はいいところよ」とアピールされる。まずジョブトークってのがまた用意するのが大変。自分のリサーチを大学生や専門外の研究者に分かりやすく45分ほど講義するんだけど。ほかにないジャンルだから見たことない人は想像できないかも。そのあと45分の質疑応答があって、それが選考の一番大事なイベントなんですわ。何度も練習して書きなおしてまた練習してって、ここ2週間ほどジョブトークしかやってねーー。

元々それほど気合入れてアプリケーションだしてないだけに、なんか勢いでこんなことになってしまってるし、選考に残ってない友達に申し訳ないし。でも正直体力的にきつい。3日×3校は非常にきつい。これ私来週から始まるんだけど、CはCでシンガポールで同じことやるのに呼ばれてて明日から5日間もいないし。さて、私達一家は今から2−3週間を無事に乗り切ることができるのでしょうか。

今週末からもうあまり考えないで、リラックスして体力温存しようと思っている今日このごろ。