博論の計画をする

博士課程始める前から、博論今書いている人、今リサーチ真っ最中の人、もうすぐ始める人などに囲まれてきたので、博論を書く心構えっていうか、覚悟みたいなのは出来ている方だと思う。トピックも固まりつつまるし。


昨日日本史専攻者のABD(All but dissertation:特に5、6年生)を囲む会みたいなのがあった。いつも約10人くらいでワイワイするんだけど、今年はものすごい仲良しで楽しい。上級生にこれから博論リサーチするにあたって、経験者としてのアドバイスをもらったんだが、まあ私は一人だけ日本人なので、奨学金の都合も違うし、言語の問題も違うし、しかも私は台湾や韓国でのリサーチがメインだから、日本で余裕をもって楽しむ間もないし、なんやかんや例外すぎるんだけど。


それにしても実際問題、どうやって的を絞って資料を探すのか、という問題は、日本滞在時間が人より少ないからこそ、もっと重要になってくる。そこで博論のチャプターを考えつつ、何の資料が必要なのかを考えながら探す、というアドバイスをもらった。


というわけで、まだプロスペクタスも書いてないのに早いんだけど、あーだこーだとチャプター構成を考え始めた。多分傍から見たら、ぼーっとしているように見えるだろうけど、頭ん中にいっぱいアイデアがめまぐるしくでてきて、かなり興奮している。


しかも今明日の授業のために面白い本を読んでいる。チェコの子どもたちの20世紀前半の歴史。地域は違うが、私のトピックと時期が同じだし、問題意識も似てて、読みながら「でしょ!」みたいな閃きがいっぱいでてくる。しかもこの本は最近の博論がベースになったもの。刺激になるなあ。