山椒の実

実家帰ってきてからママのぼけぼけブリに懐かしさを感じると共に、人間歳とっても日々成長なんだな、と間近に観察中だ。最近生の山椒の房が山のように売っていたのを見て、「炊いてみるわ!」とママが意気込んだ。お友達が作ってくれるのを見てそれを学ぼうという気持ちがすごい。


今朝起きたら、山椒の実が水切りかごに入っている。が、なんだか量が少ない。あれだけあっても、実だけとったらこんなものか、と思っていたら、「これもうダメよ。こんなことしてられないわ」とママ。一つずつ掃除して実をとる作業が大変らしく、つい夜なべをしたものの「やってられねえ」「私に向いてない」と断念。とった分だけ調理するらしい。


とまあ、60を過ぎても自分の限界と性格を確認しながら生きて行くもんなんだ、と山椒の香りが充満するキッチンにて実感。