弱者であり強者の

私はなんで金持ちが嫌いなんだろうなあ。金持ちが嫌いというよりは、金銭の価値を達観できない人、資本主義の矛盾を自分ごととして考えられない人は信用できないというか。


なぜリサーチの対象として昔の農民とか農業日雇いのことが気になって仕方ないのか。別に田舎に憧れているわけでもないんだけど。


地下鉄に乗りながら考えた理由:社会の矛盾を一番知ってるのが彼らだったから。一番しぶとく、強く生きたのが彼らだったから。彼らのことを知ると、楽チンで安易な人生なんてさっさと捨ててしまえ、と思えるから。細かいことを気にしてる場合じゃない、と思えるから。


でもこの気持ちからは、禅僧になるか、ファシズムに走るか、マルクスに走るかしやすい。こうやって戦前ファシズムを頼った人が多かったんだろう。そのせいもあって、戦後余計に資本主義を批判する気持ちにストップがかかってるんだろう。


って色々分かったような気になって寝れない。