NY

トロントへ行く前からなんとなく体調が悪く、怠い感じだったのだけれど、時差ボケか、疲れが溜まってるのか、と思って気にしてなかったらトロントから帰ってきてもダルさが抜けず、机に迎えない感じだったので気になって医者へ行き血液検査してきた。ま〜血液は健康そのもの。なにかのウィルスじゃないか、という結論で、結局「ゆっくり休養しろ」だと。


トロントでの発表は頑張ってパネル組んで準備した分とっても有意義な感じに終わってやれやれ。Mとも久しぶりに会って色々と話せてよかった。そしてCが親しくしているオ国大の教授とゆっくり話す機会があった。この方、世界的に著名な政治学者だけれども、びっっっっくらするくらい腰が低く、彼の立場からはCや私など一介の学生に過ぎないはずなのに、「こういう本書いてくれって出版社に言われたんだけど、どう思う?僕にできるかな?」ってCの意見を本気で聞きたがる様子とか、パネルの最中に質問する様子など、どこかの院生かと思うくらい。Cが慕ってやまないのがよく理解できた。私にとっても衝撃的なロールモデルになりそう。


そしてトロントから帰ってきて一週間たたないけど、週末NYへ行ってきた。Cの2番目のお姉さんが仕事でNYにいるため。ブロードウェイのショーやお食事など色々おごってくれた。Cの古い友人たちとも一日ゆっくり遊んで、この友人たちのおかげで、Cはアカデミアに全くといって執着もなければ、『有名な学者』というマジックワードにめちゃくちゃドライなんだなってちょっと分かった。NYが好きなのもそのせいなんだろうな。


それから締めでグラック先生のオフィスに寄って近況報告。相変わらずすごいエネルギーで圧倒された。Cの存在を明かし(?)たら、インドネシアがいかにおもしろいかっていう怒涛の演説があって、来年ぜったいうちの大学のポスドク申請すること!って締めだった。あはは。