旧志田村ってところが私のケースなので古川に何泊かしてじいさんたちにインタビューして、昔の村会会議録を見てきた。結果はまあまあだな。ものすごい面白いことが聞けたわけではないけど、全くしないに比べれば雲泥の差だ、やっぱり。でも古川の町がとりあえず心地悪くて、何もないならないなりに自然いっぱいというわけでもなく、ただただ日本によくあるプレハブのようなアパートがたくさん。ほんとゲンナリする。というわけでインタビューもさっさと切り上げて仙台に戻ってきた。仙台では相変わらずマイクロフィルムを丸一日凝視する日々。でも探してるものがはっきりしたので、前回よりも楽だ。ただ、古川でも仙台でも一日中どこかにこもるとなると、持っていく食料が半端ない。

こんな感じで宮城でのリサーチも無事終了。東京入りまで少し時間があるので、是非話を聞きたいと思っていた沖縄の爺さんに電話をしてみた。現在愛知県豊橋在住、15年前の自叙伝に書いてある連絡先だから、もしかしたら亡くなってるかも、と思ったらとてもお元気な様子だった。ぜひ会いに来いと言われたので、日曜日に愛知県に移動することになった。