Tilly逝く

Charles Tillyという教授が昨日亡くなった。私の軍隊に対する疑問と興味に衝撃なる視点を与えてくれた学者。うちの学校で長らく教えていて、どんな学生にも、温かく真剣に助言をしてくれるという評判一押しの教授。78歳。癌。今朝ペーパーを仕上げている最中にCよりそのニュースを聞き、ショックで仕事が手につかない。私が学校迷っている時にわざわざメールをくれたTilly教授。「是非一緒に研究しましょう」と言ったまま逝ってしまった。

なんだろう、この虚脱感は。博論の助言をして欲しかった。教授職とは何かってことを、直接学びたかった。今研究者の間ではネット上でTilly先生を忍んで、暖かい思い出を交換し合っている。それを読みながら、「教え育む」ことの偉大さを学ぶ。いつか教授になったときには、Tilly先生の姿勢を真似できるよう頑張ろう。