深みにはまる

前から叫んでいるので今更だが、リサーチペーパーを書いている。朝鮮社会事業協会という総督府の外郭団体が1931年に突然行った「映画脚本懸賞応募」というイベントをネタに、当時の社会事業のジレンマやら、日本/朝鮮人官僚のやりとりやら、植民地主義やら、映画利用の目的やら、色々と調べ上げて、一つのフレームにうまく入れようと頑張っている。


今更だけど、植民地について書くのは、ただ『日本』だけについて書くより、2.5倍ほどのリサーチと気の遣い方が必要で、おもしろいが疲れる。友達とお互いのペーパーを読み合って意見し合う度、「これはどうだったの?あれはどうだったの?」と、探すべき情報が多すぎて。。。終わらん。そしてドンドン深みにはまり、たかが30ページなのに、これは博論の中の一章か?!という状態になる。でもある意味、今こんだけやっておけば、博論では手慣れたものと成っているはず...?甘い?