現実逃避か

村上春樹の新作を一気に読み終える。軽い口当たりだからぱくぱくと、という感じで。村上ワールドは好きだけど、読んでも読んでもお腹いっぱいにならない。ギリギリまで意味深なのも良かったり悪かったり。ただ今回は文章の書き方を時々分析しつつ、長さや音節などを読んだ。日本語と英語で「読みやすい文章」の定義はそれほど違わない。基本的に文が短く、でも長めの文章もパンチとして使う。一人称と三人称のスイッチがうまい。比喩でテンションを強めたり、緩めたりがうまい。もちろん私が指摘するまでもないけど。


実家に帰ると腰が重くなってあまり色々なことはしない。
あまり人に会う事もしない。面倒な説明は避けたいから、説明しなくても良い人とだけ会う。一度小林の学校を訪ねたいとは思う。でも一人で行くのはつまらないから、来年あたりCが来た時にでも一緒に行くか。


Cとは毎晩チャットで少しは話している。でもあっちのコネクションが弱く、ビデオができない。声がきけない。だからたま〜に電話をかけてしまう。あちらの生活があまり想像できないし、太ったのか痩せたのかも分からない。元気そうではあるけれど。Cが発ってから1ヶ月経過。残り14ヶ月。