マイクロ

憐憫を乞わんかばかりの日記つづきですが、今日もリサーチの愚痴言っちゃおうっと。今「歴史学者になるには何が必要ですか」って聞かれたら、絶対「動体視力」って言う。そのココロは、マイクロフィルム。戦前の地方紙はほとんど全部マイクロフィルムになっているので、わたしも他聞にもれず、この週末「仙南日々新聞」というローカル新聞を1920年から10年分見てきた。国会図書館にも置いてないので、ちょっと無理してでも全部見てしまいたい。でもこれ、目がとても疲れる。とてもっていうか、一日中やると、失明するんじゃないかと思う。ちょっと遠い図書館にあるので、行くと一日中やらないと時間がもったいない、というジレンマ。あと15年分くらいある。

唯一嬉しいのは、この図書館、森に囲まれていること。2時間に一度くらいはラウンジに行って、缶コーヒーを飲みながら目を癒す。