名護でリサーチ

2日間、Cに運転してもらい名護でのリサーチに行ってきた。宮城県での試行錯誤で少しフィールドリサーチ的なことも分かり始めてきたんだけど、やっぱり車ないと難しいのよ。今回は名護市史編さん室でアポをとっていたので到着してすぐ話を聞いて、地元史に詳しい大学の教授を紹介してもらいなんとか連絡をつけて、市の図書館で高速に資料を読みつつ集めつつ、名護の中の各村落史を頭にいれつつ、ケースを絞った。二日目はCにひたすら運転してもらい、山の上やら半島の向こう側やら島の反対側までウロウロしまくって、土地の距離感とかジャングルの鬱蒼度(?)を実際に見て回った。ラッキーだったのはなるべく寄るようにした公民館で、ちょこちょことお話が聞けたこと。「この木は昭和18年にうちの青年団が植えて、みんな兵隊に行って戻らなかったと聞いている」とかね。青年団がいたっていう確証っていうか、彼らの息遣いに触れられるようでちょっとうれしい。そのあと連絡がとれた教授に会いに行きあれこれ質問攻め。最初から「これがどうしても分からない」って気になっていたマニアックな質問からしちゃったのでかなり警戒されたけど、私の調査がかなり進んでいることを理解してもらって、博論の趣旨も分かってもらって、やっと協力体制になってくれた。でもやっぱり1920年代30年代に直接青年団に関わった人を見つけるのは相当難しいということだった。

そんな中、夜と朝、海岸沿いを結構長いことジョギングしたのであった。4時間しか寝てないわい。