あつく

ようやく晴れ間が長引く感じになってきた。そこでまた不平言うのもなんだけど、あちーよ。この中で走るのは結構きつい。でもやっぱり走るんだけど。

沖縄の戦前の資料はとても限られている。戦火でなくなっちゃったから。北部や石垣島なんかは割と残っている方。県の公式の記録がなくなってるのはアウチ。というわけでほとんどの歴史家は本土に残った琉球新報や沖縄毎日新聞なんかを丹念に読みこんで、あとは聞き取り調査をする。回顧録を書くお年寄りもたくさんいるので、全くのdeadendって感じはしない。沖縄は韓国みたく同姓の人がすごく多いから名前を見ているだけじゃ親戚関係がいまいち分からない。

宮城の時とくらべても、東京での助走があったおかげでいい感じに進められてると思う。でも宮城にいたときはいたときで「私ってproductive」って思ってたから、一年後にどう思ってるかの保証は全くなし。でも新聞の記事を読みながら、じわじわと分かってくる感じとか意外なことに気付く興奮とかだけで、生きてて良かったと思う。