国家と結婚
先週NY州で同性結婚が認められることになった。
NYはお祝いモードだろうな〜、今年のゲイパレード見たかったな〜、とちょっと残念。
ゲイ・ライツ100%サポート主義なので一緒にお祝いするのに問題はないんだけど、国家と結婚という視点から言ってちょっと複雑な気分にもさせられる。なぜ二人の関係をいちいち国に申請しなくちゃならんのだ、と。逆に国家が私的関係を認可するオーソリティーだって認めてるもんじゃないのか、と。他の例で言えば、マイノリティーのナショナリズムを応援するような、今のところhappy for themだけど悪の根源たるシステムは続く、みたいな。
って大きな声で人に言えないようなラディカルな話、昨日Cとのチャット一言目で「なんだかね〜微妙」って同意してしまった。同じこと考えてたのがうけた。それでもってdialecticsだね、これこそ。という結論になったのも、なんか大袈裟で笑えた。
でもまあ、国家制度に関して保守的なゲイの人たちもいるわけだから、その人達のためにお祝いしよう。