10年の進歩

英語でものを書くという行為を始めて10年。プロのライターのための編集のノウハウやら、良い文章を分析した本なども色々読んだし、ましてや外人なので文法についてはアメリカ人よりも詳しい。でも10年経とうが「なんとなく」がルールのものは手探りのままだし、単語にいたっては今でも時々辞書をひく。


最近またプロポーザルの季節で、自分も書かなきゃいけないのがあったのだけれど、今年は何より人に編集やらアドバイスを求められるのが多かった。自分で言うのもなんだけど、私はプロポーザル書くのが結構うまいと思う。っていうか人のを読んで「おいおいっ」と思うことばっかりだったから、自分は結構イケてるかも、って気がついた。チェルやアルナブの原稿は2回も編集したし、後輩にいたっては4稿目送ってくるし。さすがに面倒くさくて、アドバイザーでもないのになぜに私が?!とちょっと文句を言いたくなったりして。


でもこれって、進歩というか評価の現れ?ネイティブのPhD生に編集のアドバイスするようになるなんて、10年前には考えられなかったからね。