ポリサイと文学の狭間

だっるーい中、前に申し込んでしまった学会があったので、週末発表せざる得なかった。コロンビアが主催だから移動しないのがいいかも、くらいの気持ちで応募してしまったのが去年の暮れ。これがポリサイ(政治学)中心のナショナリズムについてのものだったから、そりゃ政治学専攻の人ばかりに囲まれたさ。私にしたら昔取った杵柄だから別に今更驚くほどではなかったけど「やっぱりね」くらいの勢いで話がほとんど噛み合わなかったわよ。しかもセオリーのパネルに入れられてしまったので、全然地についた知識のない人が主だったし。これがどこかの国とか地域とかを専門にしてる人たちだったらもうちょっと噛み合うんだけど。

今週はまたダッルーイと思いつつ東アジア専門院生の集まりで短いプレゼンを頼まれてて、そのあと文学やってる子二人のチャプターを読んでコメントすることになっていて、正直引き受けてしまったことを後悔。文学の博論は人によっては非常につまらないんだよねえ。っていうかコメントしようがない。


歴史学の懐が深いのはいいことなんだけど、こうも色んな専門の人たち相手にすると頭こんがらがる。歴史学の中でも色んな流派があって皆の要望に答えるのは無理なのに。