A Long Day

火曜日から授業開始で、朝から夜までバタバタとする事が多かった。昼には学校のキャンパスで大きなスクリーンが設置され、オバマの就任式を中継しつつ、ココアやホットサイダーが振る舞われるという騒ぎぶり。卒業生初の大統領だからという名目。私は丁度11時半頃にキャンパスにいたので、極寒の中でオバマのスピーチが終わるまでものすごい人だかりに加わった。でもObama Obama!という叫び声は一瞬ヒトラーを思い起こさせ、少し怖かった。新大統領本人はもちろんそういう「信仰」の危険性も知って、(まさかヒトラーみたいにはならないだろうが)暴走食い止め用のBiden採用だったわけだし、ここで賢く、一般市民がAbsolute approvalとabsolute denialは紙一重だということを知っておきたいものだ。それにしても、チェンジや新しさを期待しての当選の割には、アメリカの保守派を考慮してか、やったらナショナリズムに訴えるスピーチだったので残念だ。


その後、2つのセミナー、「ドリームセミナー」とでも言おうか。グラック先生とヘラトゥニアンという大御所のセミナーを同じ学期に一度に味わえるという恐ろしく美味しい授業にいった。さすがに4時間超頭切れる人たちにとことん追求されるのはつかれた。その後2つのミーティングで晩ご飯食べる暇さえなく一日は終わった。